交通事故時のドライバーの心理について/岩倉市・江南市ハンズ治療院・整骨院
2021年08月25日
こんにちは
ハンズ治療院・整骨院の柔道整復師の伊藤昌樹です。
今回は交通事故時におけるドライバーの心理について考えてみたいと思います。
私はF-1が好きで、毎年鈴鹿サーキットに観戦に行っていますが、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年も中止が発表されました。
F-1の事をご存知ない方のために少しだけ説明させていただくと、F-1は自動車四輪レースの最高峰のカテゴリーにあたります。
当然、ドライバーは世界でもトップクラスの優秀な人たちであり、車の運転において何が安全で、どういった状況が危険なのかを熟知しています。
しかしそんな優秀なドライバー達が集まるレースでも事故は起こります。
その時のドライバーの心理について考えてみると
・前の車を追い抜きたい
・後ろからくる車に抜かれたくない
・コーナー進入時に相手の車が引いてくれるだろう
・失敗を取り戻したいという焦り
・雨での予想外のスリップ
などが考えられます。
しかしこれらはレース中だけでなく、我々の日常での運転時にも当てはまるものもあります。
・前の遅い車を追い抜きたい
・時間に間に合わないかもしれないという焦り
・交差点や車線変更時に相手が譲ってくれるだろう
など共通している部分もあります。
また、レースでは「抜き方」「抜かれ方」にルールがあるのですが、それを守らない事で事故が発生する場合があります。
我々の運転も道路交通法で定められたルールがありますが、やはりこれを守らないと交通事故に繋がります。
交通事故はそのようなルールが守れなくなるようなイレギュラーな心理状態の時に発生しやすくなるのだと思います。
ですから落ち着いた気持ちで運転ができるように、まずは時間に余裕を持って家を出るところから始める事が大切だと思います。
今回はF-1中止の悔しさから、このようにレースと結びつけたお話をさせていただきました。
しかし交通事故とそれに至る心理というのは必ずあると思うので、皆様におかれましても十分に注意していただきたいと思います。
来年こそはコロナが落ち着き、レースが行われますよう期待しています。